ソフトウェアエンジニア初学者コミュニティの参加者と協力者を募集します

結論から

ソフトウェアエンジニアを志す初学者の成長環境を用意したい。構想は、まず初学者を無料でオープンな slack コミュニティに集め、既存の無料オンライン教材を体系的に並べたものを提供して、あとはコミュニティ内の初学者同士で質問や回答をし合って切磋琢磨してもらうというものだ。これからそういったプラットフォームを作るので、参加してくれる初学者と、教材選定や運営のアドバイザー等といった協力者を募集する。

背景

プログラミングスクール界隈のいざこざを見ていると、初学者に本当に必要なのはコミュニティなのでは?という考えに至った。初学者はオリジナルの教材を特別必要としている訳ではない。インターネット上には多くの人々が利用してきた鉄板の無料教材や公式チュートリアルが大量に存在している。それらに手を付ける順番と、詰まった時に質問できるコミュニティさえ存在していれば良さそうだ。外から見ていて感じるプログラミングスクールの最も大きな価値は、初学者同士で高め合うことで切磋琢磨できてモチベーションを維持できることだ。せめて、まずそれに近い環境だけを無料で提供したい。

参加者募集

とりあえず slack を立ち上げてみようと思っている。多分、現段階では何も提供できるものがないが、まずは受け皿を作っておきたい。自己紹介チャンネルと、汎用質問チャンネルのみを開設する予定だ。開設次第、この記事や Twitter に募集リンクを載せるので興味のある方は是非参加してみてほしい。

協力者募集

私一人ではまず上手くいかないので、いろんな人に協力してもらいたく思っている。今の困りごとは、まずはコミュニティの運用ルールだ。slack や勉強会等のコミュニティにありがちな、差別的な発言や MLM 等の勧誘行為といったものを抑止するにあたって、どのような施策を取れば良いのか全く分からないのでその道の人に相談できると嬉しい。また、オープンである以上、悪い人が入ってきて自身のアフィリエイト広告記事や YouTube 動画等を貼っていく可能性もあるので、そういったものの抑止や対処についても、想像するだけで頭を悩ませている。

また、私はこれを最終的にビジネスにしたいと思っているので、ビジネス畑の人に相談できると嬉しい。このコミュニティからお金を取って暮らしていきたいといった話ではなく、まずは slack を有料プランにして質問等のログが消えないようにしたい。ログがすぐ消えるのが ruby-jp の質問チャンネルの辛いところなのだ…。初学者からお金を取ったり(何か別に提供できる価値があれば別だが)、初学者を商品にして企業に売り付けたりすることは絶対にしないので、これはほぼ慈善事業でマネタイズの余地はないと感じているが、もし何かしらのビジネスチャンスがあれば掴みたい。(野心)

さて、最も大きな困りごとは、教材の選定である。私が思い浮かぶ日本語かつ無料の教材は、Progate の無料部分と、git やテスト駆動開発といった実践的な開発プロセスを学べる rails チュートリアルぐらいなもので、あとはデザイン、Laravel、React, Vue, Firebase, Flutter といった各分野に皆が利用している鉄板の教材がないかを知りたい。また、それらの教材を体系的に並べるためにも有識者のアドバイスがほしい。誰もが通って差し支えない技術は何か、各教材を始める前にやっておいた方が捗る教材はないか、といったことだ。

終わりに

完全に見切り発車ではあるが、1人でも多くのソフトウェアエンジニアを救いたいと思っているので、ちょっと頑張ってみようと思う。